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【材料】アイル---1Qは売上高が10.4%増、主力のパッケージソフトウェアの受注実績も順調に推移

アイル <日足> 「株探」多機能チャートより

アイル<3854>は8日、2018年7月期第1四半期(2017年8~10月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比10.4%増の19.91億円、営業利益が1.18億円(前年同期実績は0.38億円の損失)、経常利益が1.24億円(同0.30億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が0.82億円(同0.26億円の損失)となった。

商材を「リアル」と「Web」の両面から開発・提案し、顧客の企業力強化を図ることを「CROSS-OVER シナジー」戦略として取り組み、ストック型ビジネス商材の販売実績が大きく伸長し、利益体質の強化が図られている。

販売実績は、「リアル」面では、主力のパッケージソフトウェア「アラジンオフィス」の商品力の強化を業種別に継続して進め、受注実績も順調に推移した。案件規模の大型化に伴い、売上計上に関し納期は長期化傾向にあるが、前年同四半期より順調に売上高は増加した。

「Web」面では、複数ネットショップ一元管理ソフトである「CROSS MALL」について、複数モールとの連携機能強化を行い、商品力を向上させ販売実績を伸ばした。また、ネットショップと実店舗のポイント・顧客一元管理ソフトである「CROSS POINT」についても販売実績を伸ばしている。

2018年7月期通期の連結業績については、売上高が前期比6.7%増の92.00億円、営業利益が同20.3%増の5.20億円、経常利益が同18.5%増の5.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が20.7%増の3.62億円とする期初計画を据え置いている。

《MW》

 提供:フィスコ

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