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【市況】日経平均は反落スタート直後にプラスに転じる、東エレクなどがハイテク株が指数をけん引/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 22936.41 (-2.32)
TOPIX  : 1814.34 (+1.00)

[寄り付き概況]

 12日の日経平均は反落スタート後にプラスに転じている。前日の米国市場では、主要経済指標の発表に乏しく、翌日から開催されるFOMC結果を見極めたいとの思惑もあり、寄付き後から揉み合う展開となった。その後はアナリストの投資判断引き上げなどを受けてハイテク株に買いが広がり、上げ幅を拡大した。朝方発生したNYでのテロ事件は被害が軽微で、相場への影響は限られた。ダウとS&P500は最高値を更新した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比25円高の22915円になり、為替相場は1ドル113円50銭台で推移。ハイテク株中心に買い戻しの動きが続いており、指数をけん引している。

 セクターでは、鉱業、海運業、石油・石炭製品、銀行業が上昇。売買代金上位では、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、SUMCO<3436>、オムロン<6645>、みずほ<8411>、東京エレクトロン<8035>、コマツ<6301>、ホンダ<7267>、パナソニック<6752>が上昇。一方で、オリンパス<7733>、任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、キーエンス<6861>、安川電機<6506>、KDDI<9433>は下落。
《SK》

 提供:フィスコ

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