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【市況】23000円を捉える展開が見込まれる/日経225・本日の想定レンジ

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

[本日の想定レンジ]
 11日のNY市場は上昇。FOMC結果を見極めたいとの思惑もあり、寄付き後からもみ合う展開となった。その後はアナリストの投資判断引き上げなどを受けてハイテク株に買いが広がり、上げ幅を拡大している。ダウ平均は56.87ドル高の24386.03、ナスダックは35.00ポイント高の6875.08。シカゴ日経225先物清算値は大阪比25円高の22915円。
 米株高の流れを受けて買い優勢の展開になりそうだ。ハイテク株の自律反発が意識されるなか、節目の23000円を捉える展開が見込まれる。昨日は一時下げに転じる場面もみられたが、結局は下ヒゲを残しての陽線形成となった。足元で5日、25日線との短期デッドクロスが警戒されていたが、5日線の切り上がりにより、短期ゴールデンクロスをキープ。
 ボリンジャーバンドでは+1σと+2σとのレンジに移行している。バンドが緩やかながらも収れんから拡大に向かっており、バンドの切り上がりに沿ったリバウンドが意識されやすいだろう。パラボリックについてはSAR値に接近しており、きょうにも陽転シグナル発生が意識されてきそうだ。また、MACDはシグナルとの乖離が縮小してきており、こちらも近々に陽転シグナルの発生がありそう。一目均衡表では転換線、基準線を突破し、遅行スパンは実線の切り上がりに沿った上昇をみせている。22850-23050円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 23050円-下限 22850円

《TM》

 提供:フィスコ

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