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【材料】丹青社が大幅反落、売上総利益率が低下し第3四半期は営業減益に転じる

丹青社 <日足> 「株探」多機能チャートより
 丹青社<9743>が大幅反落。前週末8日に発表した第3四半期累計(2~10月)連結決算が、売上高553億1600万円(前年同期比0.7%増)、営業利益34億400万円(同8.5%減)、純利益23億3300万円(同7.2%減)となり、第2四半期までの営業増益から一転して営業減益となったことが嫌気されている。

 引き続き市場環境が良好だったことから受注高は576億1400万円(同15.8%増)と2ケタ増となったものの、商業その他施設で案件の大型化や長期化などの影響を受けたほか、文化施設で大型案件が少なったことなどが影響して売上総利益率が低下したほか、人員増加に伴い人件費が膨らんだことが利益を圧迫した。

 なお、18年1月期通期業績予想は、売上高734億円(前期比3.7%増)、営業利益42億円(同6.9%増)、純利益28億5000万円(同8.5%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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