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【市況】買い一巡後はこう着感が強まるか/日経225・本日の想定レンジ

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

[本日の想定レンジ]
 20日のNY市場は上昇。ドイツの政局混乱に対する懸念が一服し買いが先行。10月景気先行指数が予想を上振れたほか、先週の株価下落を受けた買い戻しが入り、堅調推移。一方で、税制改革を巡る不透明感から投資家のリスク回避姿勢も根強く、上値は限られた。ダウ平均は72.09ドル高の23430.33、ナスダックは7.92ポイント高の6790.71。シカゴ日経225先物清算値は大阪比220円高の22640円。
 シカゴ先物にサヤ寄せする格好からギャップ・アップでのスタートとなり、前日の5日線レベルでの持ち合いを上放れてくる。買い一巡後はこう着感が強まる格好となろうが、5日線が支持線として意識されてくるため、先高観は高まりやすい。一方で、先週末の高値水準やボリンジャーバンドの+1σ辺りでは戻り売りも意識されやすいところであろう。5日線と25日線との乖離が縮小してきており、こう着が長引くと、短期デッド・クロスから調整が強まる可能性が意識されてくる。22300-22550円のレンジを想定。


[予想レンジ]

上限 22550円-下限 22300円

《TM》

 提供:フィスコ

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