【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」　(11月15日記）

　日経平均株価は、中段もちあいや、天井型のどちらを形成する動きへ入るとしても、2万2303円前後が押し目になって、すぐに反発を開始すると考えられます。

　昨日、下値の目安になる場所へ接近している経緯から、本日、一段安を経過して、押し目をつける動きになる可能性が大きいと言えます。

　本日、午前中、2万2303円前後で下値を支えられず、午後に一段安となるなら、その動きは、急激な上げ幅全体の調整局面へ入っているという見方に変わるため、その後の下げ余地が大きく拡大します。

　こちらの展開になるなら、引けまでに2万2000円へ接近する程度まで下げることも考えられます。


情報提供：パワートレンド＝伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋　プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。

◆伊藤智洋のチャート分析の決定版◆
「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)。

株探ニュース