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【市況】NY原油:反落で55.70ドル、IEAは2018年の石油需要見通し引き下げ


NY原油先物12月限は反落(NYMEX原油12月限終値:55.70 ↓1.06)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は前日比-1.06ドルの55.70ドルで取引を終えた。国際エネルギー機関(IEA)が2018年の石油需要見通しを引き下げたことが要因。石油輸出国機構(OPEC)主導による減産延長への期待はあるものの、2018年の世界の原油需要は想定以上に減少する可能性があることから、需給関係の大幅な改善は期待できないとの見方がさらに広がった。ロシアはOPEC主導の減産期間について態度を固めていないとの見方も出ており、原油先物は軟調推移となった。
《CS》

 提供:フィスコ

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