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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):そーせい、DACHD、スシローGH

そーせい <日足> 「株探」多機能チャートより
■そーせいグループ <4565>  11,230円  +570 円 (+5.4%)  本日終値
 そーせいグループ <4565> [東証M]が続急伸。9日、提携先の製薬大手アラガンから新規ムスカリンM1受容体作動薬「HTL0018318」のレビー小体型認知症を適応とした研究開発・販売を行うライセンスを取得したと発表したことが買い材料視された。レビー小体型認知症はアルツハイマー型に次いで多く、認知症患者全体のうち最大で20~30%を占める。今回のライセンス取得により、同社は18年中に単剤投与による第2相臨床試験を開始するとしている。発表を受けて、新薬開発による業績への寄与に期待する買いが向かった。

■大日精化工業 <4116>  6,000円  +300 円 (+5.3%)  本日終値
 9日、大日精化工業 <4116> が18年3月期の連結経常利益を従来予想の113億円→143億円に26.5%上方修正。従来の7.4%減益予想から一転して17.2%増益を見込み、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。自動車向けプラスチック成形材料や着色剤、情報記録材料などの販売が想定以上に伸びることが寄与。前日終値ベースの予想PERが12.8倍→10.6倍に低下し、割安感がさらに強まったことも支援材料となった。

■DACHD <6534>  2,147円  +77 円 (+3.7%)  本日終値
 D.A.コンソーシアムホールディングス<6534>が3連騰し連日の年初来高値更新となった。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が9日付で投資判断「オーバーウエート」を継続し、目標株価を2200円から2400円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。目標株価の引き上げは、算出基準を18年3月期から19年3月期に変更したことが要因。また、7~9月期の営業利益20.9億円は同証券予想の16.5億円を上回り、ポジティブだったとしており、さらに18年3月期~22年3月期に毎期10%超の増収増益を予想しているという。

■スシローGH <3563>  3,630円  +125 円 (+3.6%)  本日終値
 スシローグローバルホールディングス<3563>が続伸。9日取引終了後に発表した17年9月期連結決算は売上収益が1564億200万円(前の期比5.9%増)と好調で、本業のもうけを示すが営業利益92億400万円(同22.6%増)と高変化をみせた。外食産業は引き続き消費者の節約志向の強いなか、同社をはじめ回転寿司チェーンなど低価格路線の業態が集客力を発揮している。同社は首都圏を中心に積極的な出店を続け、米ウーバーと協業による宅配サービスなども展開して業容を拡大している。18年9月期予想も売り上げ収益が1693億6100万円(前期比8.3%増)と増収を確保し、営業利益は99億3900万円(同8.0%増)と続伸する見通しにあり、全般下げ相場に抗してこれを評価する買いが優勢となった。

■CKD <6407>  2,496円  +59 円 (+2.4%)  本日終値
 CKD<6407>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が9日付で投資判断「オーバーウエート」を継続し、目標株価を2700円から3100円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同証券では、半導体製造装置市場の拡大と、海外展開の本格化による業績拡大が期待できる一方、株価バリュエーションには割安感があると評価。また、アジアを中心とした海外向けと半導体関連の需要が、同証券の従来想定よりも堅調であるため、機器の業績予想を上方修正し、18年3月期営業利益予想を125億円から132億円へ、19年3月期を同148億円から165億円へ上方修正している。

■アスクル <2678>  3,100円  +40 円 (+1.3%)  本日終値
 アスクル<2678>は4日続伸。9日の取引終了後、2月に火災が発生した埼玉県の物流拠点のASKUL Logi PARK首都圏(埼玉県三芳町)と、ASKUL Logi PARK福岡(福岡市東区)の2つの物流拠点を東急不動産(東京都港区)が出資して新設するSPC2社に譲渡すると発表。これに伴う、固定資産売却益や火災損失引当金戻入額の計上で18年5月期の最終利益を15億円から40億円(前期比3.9倍)へ上方修正したことが好感されている。火災で大きな損傷を受けたASKUL Logi PARK首都圏については、SPCが現状有姿で買い取り、全棟解体・新築したうえで、ASKUL Logi PARK福岡と合わせてアスクルが賃借することになる。アスクルは同2物件を含む物流施設のアセットマネジメント事業を行う子会社を新設するとしており、これに伴い営業利益を35億円から38億円(前期比57.1%減)へ上方修正した。なお、売上高は3650億円(同8.7%増)で据え置いている。

■KNTCT <9726>  1,653円  -233 円 (-12.4%)  本日終値  東証1部 下落率2位
 9日に決算を発表。「7-9月期(2Q)経常は17%減益」が嫌気された。KNT-CTホールディングス <9726> が11月9日大引け後(15:00)に決算を発表。18年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比23.0%増の27.2億円に伸び、通期計画の36億円に対する進捗率は75.6%となり、前年同期の72.7%とほぼ同水準だった。
  ⇒⇒KNTCTの詳しい業績推移表を見る

■クックパッド <2193>  671円  -87 円 (-11.5%)  本日終値  東証1部 下落率4位
 9日に決算を発表。「1-9月期(3Q累計)税引き前が26%減益で着地・7-9月期も80%減益」が嫌気された。クックパッド <2193> が11月9日大引け後(18:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。17年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結税引き前利益は前年同期比26.0%減の45.3億円に減った。
  ⇒⇒クックパッドの詳しい業績推移表を見る

■フィード・ワン <2060>  265円  -26 円 (-8.9%)  本日終値  東証1部 下落率9位
 9日に決算を発表。「上期経常が6%減益で着地・7-9月期も38%減益」が嫌気された。フィード・ワン <2060> が11月9日大引け後(15:30)に決算を発表。18年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比5.8%減の23.8億円に減り、通期計画の52億円に対する進捗率は45.9%にとどまり、さらに前年同期の49.4%も下回った。
  ⇒⇒フィード・ワンの詳しい業績推移表を見る

■大日本印刷 <7912>  2,541円  -246 円 (-8.8%)  本日終値  東証1部 下落率10位
 9日に決算を発表。「上期最終が赤字転落で着地・7-9月期も赤字転落」が嫌気された。大日本印刷 <7912> が11月9日大引け後(15:00)に決算を発表。18年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益は214億円の赤字(前年同期は151億円の黒字)に転落した。
  ⇒⇒大日本印刷の詳しい業績推移表を見る

■ジーンテクノサイエンス <4584>  1,577円  +300 円 (+23.5%) ストップ高   本日終値
 ジーンテクノサイエンス<4584>がストップ高。9日、千寿製薬(大阪市中央区)との共同事業化に基づき開発を進めている眼科治療領域のバイオシミラー(バイオ後続品)に関して、国内における第3相臨床試験を開始したと発表しており、引き続きこれを好感した買いが入っている。開発中の製品は、加齢黄斑変性症などの眼科疾患を抱える患者に対して症状を改善する目的で使用するもの。同治療領域における昨年のバイオ医薬品市場規模は、国内で約650億円、海外で約9500億円とされていることから、将来的な業績への貢献が期待されているようだ。なお、同件による18年3月期業績への影響は軽微としている。

■ダイヤモンド電機 <6895>  6,000円  +1,000 円 (+20.0%) ストップ高   本日終値
 ダイヤモンド電機<6895>に物色人気が集中し、カイ気配のまま水準を切り上げる展開。同社は自動車用点火コイルの大手メーカーで海外の需要を取り込み業績は堅調に推移、足もとの業績は経費削減努力が利益に反映されている。9日取引終了後、18年3月期の第2四半期連結業績予想の修正を発表、売上高は300億1600万円から290億3300万円(前年同期比1.2%増)へ減額したものの、営業利益を10億6600万円から16億8000万円(同75.4%増)へ、最終利益を6億9500万円から9億4300万円(同6.1倍)へ大幅に増額しており、これを買い手掛かりに投機資金の攻勢を誘っている。

●ストップ高銘柄
 ディーエムエス <9782>  1,549円  +300 円 (+24.0%) ストップ高   本日終値
 DMP <3652>  6,160円  +1,000 円 (+19.4%) ストップ高   本日終値
 フィル・カンパニー <3267>  3,245円  +502 円 (+18.3%) ストップ高   本日終値
 など、9銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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