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【材料】アスクルは4日続伸、火災のあった物流施設売却で18年5月期最終利益を上方修正

アスクル <日足> 「株探」多機能チャートより
 アスクル<2678>は4日続伸。9日の取引終了後、2月に火災が発生した埼玉県の物流拠点のASKUL Logi PARK首都圏(埼玉県三芳町)と、ASKUL Logi PARK福岡(福岡市東区)の2つの物流拠点を東急不動産(東京都港区)が出資して新設するSPC2社に譲渡すると発表。これに伴う、固定資産売却益や火災損失引当金戻入額の計上で18年5月期の最終利益を15億円から40億円(前期比3.9倍)へ上方修正したことが好感されている。

 火災で大きな損傷を受けたASKUL Logi PARK首都圏については、SPCが現状有姿で買い取り、全棟解体・新築したうえで、ASKUL Logi PARK福岡と合わせてアスクルが賃借することになる。アスクルは同2物件を含む物流施設のアセットマネジメント事業を行う子会社を新設するとしており、これに伴い営業利益を35億円から38億円(前期比57.1%減)へ上方修正した。なお、売上高は3650億円(同8.7%増)で据え置いている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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