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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):テレ朝HD、ベネッセHD、三浦工

テレ朝HD <日足> 「株探」多機能チャートより
■テレ朝HD <9409>  2,483円  +196 円 (+8.6%)  本日終値
 6日に決算を発表。「今期経常を8%上方修正」が好感された。テレビ朝日ホールディングス <9409> が11月6日大引け後(15:00)に決算を発表。18年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比8.2%減の97.6億円に減った。しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の180億円→195億円(前期は219億円)に8.3%上方修正し、減益率が18.0%減→11.1%減に縮小する見通しとなった。
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■ベネッセHD <9783>  4,215円  +330 円 (+8.5%)  本日終値
 ベネッセホールディングス<9783>が大幅続伸。同社は6日取引終了後、18年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表した。売上高は2215億9400万円(前年同期比4.3%増)、経常利益は101億6700万円(同50.7%増)、最終利益は61億9800万円(同99.0%増)となった。第2四半期累計の経常利益101億6700万円は、通期予想の75億円(前期比35.2%増)を大きく超過達成している。主力部門の「進研ゼミ」、「こどもちゃれんじ」の延べ在籍数が増加したこと、大学向け留学支援事業の伸長、および東京個別指導学院、東京教育研の生徒数が増加したことなどが寄与している。

■全国保証 <7164>  5,110円  +395 円 (+8.4%)  本日終値
 6日に決算を発表。「上期経常が7%増益で着地・7-9月期も5%増益」が好感された。全国保証 <7164> が11月6日大引け後(15:00)に決算を発表。18年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比6.6%増の115億円に伸びたが、通期計画の295億円に対する進捗率は39.2%となり、5年平均の39.1%とほぼ同水準だった。
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■三浦工業 <6005>  2,940円  +225 円 (+8.3%)  本日終値
 三浦工業<6005>は大幅高で4日続伸し年初来高値を更新。同社は6日取引終了後、18年3月期通期の連結業績予想の上方修正を発表した。売上収益を1100億円から1200億円(前期比17.0%増)へ、営業利益を118億円から140億円(同32.4%増)へ、最終利益を87億円から97億円(同18.8%増)へそれぞれ増額した。舶用機器の売り上げが低調に推移している一方で、第2四半期連結会計期間から連結子会社化した、業務用洗濯機・脱水機・乾燥機メーカーのアイナックス稲本の業績が加わることから、当初計画を上回る見通しとなった。あわせて発表した第2四半期累計の連結決算は、売上収益551億5600万円(前年同期比17.9%増)、営業利益66億9200万円(同15.8%増)、最終利益47億9400万円(同25.0%増)だった。

■東邦亜鉛 <5707>  6,060円  +460 円 (+8.2%)  本日終値
 6日に決算を発表。「上期経常が2.4倍増益で着地・7-9月期も2.8倍増益」が好感された。東邦亜鉛 <5707> が11月6日大引け後(15:00)に決算を発表。18年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.4倍の63.5億円に急拡大し、通期計画の105億円に対する進捗率は60.5%に達し、5年平均の32.2%も上回った。
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■JUKI <6440>  1,930円  +131 円 (+7.3%)  本日終値
 6日に決算を発表。「1-9月期(3Q累計)経常が4.1倍増益で着地・7-9月期も2.6倍増益」が好感された。JUKI <6440> が11月6日大引け後(15:00)に決算を発表。17年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比4.1倍の53.9億円に急拡大し、通期計画の55億円に対する進捗率は98.0%に達し、5年平均の61.1%も上回った。
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■ピーエス三菱 <1871>  769円  +48 円 (+6.7%)  本日終値
 ピーエス三菱<1871>が大幅高、一時79円高で800円をつける場面があった。これは1997年以来20年ぶりの高値。同社は土木・建築を手掛けPC使用工事で高い実績を持つ。6日取引終了後に18年3月期の第2四半期連結業績予想の修正を発表。売上高を560億円から540億3000万円(前年同期比38.0%増)へ減額する一方で、営業利益を15億7000万円から24億3000万円(同3.7倍)へ、最終利益を11億7000万円から19億4000万円(同3.9倍)へ大幅に増額した。工事採算の改善に伴う売上総利益率の向上が営業および最終利益を押し上げており、これが強く株価を刺激する格好となった。

■ユー・エス・エス <4732>  2,452円  +150 円 (+6.5%)  本日終値
 6日に決算を発表。「今期経常を7%上方修正・2期ぶり最高益、配当も0.2円増額」が好感された。ユー・エス・エス <4732> が11月6日大引け後(16:40)に決算を発表。18年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比9.3%増の172億円に伸びた。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の47円→47.2円(前期は46.4円)に増額修正した。
  ⇒⇒ユー・エス・エスの詳しい業績推移表を見る

■エレコム <6750>  2,467円  +147 円 (+6.3%)  本日終値
 6日に決算を発表。「上期経常が11%増益で着地・7-9月期も15%増益」が好感された。エレコム <6750> が11月6日大引け後(15:30)に決算を発表。18年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比10.5%増の45.8億円に伸び、通期計画の92億円に対する進捗率は5年平均の45.7%を上回る49.9%に達した。
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■日揮 <1963>  2,032円  +104 円 (+5.4%)  本日終値
 プラント株が人気化。日揮<1963>や千代田化工建設<6366>、東洋エンジニアリング<6330>といったプラント株が買われ急伸した。千代化は後場に入り、18年3月期の連結経常損益を80億円の赤字(従来予想は100億円の黒字)とする下方修正を発表したが、いったん弱含んだものの再度買い直され急騰。洋エンジも値を飛ばした。足もとでWTI価格が2年4カ月ぶりの高値水準に買われるなど原油価格が上昇しており、中近東など産油国のプラント建設需要が盛り上がることへの期待が高まっている。

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