【特集】10万円以下で買える、最高益・低PER「お宝候補」23社【東証1部】編 ＜割安株特集＞

　上場企業の売買単位の引き下げや株式分割などで、株式の購入に必要な最低投資金額(株価×売買単位)は低下傾向にある。東証1部上場企業でも約400社が最低投資金額10万円以下で購入できる。また、ネット証券の多くでは約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にある。具体的には無料や100円以下など売買手数料を気にせずに売買が可能となっている。

　最低投資金額が10万円以下の銘柄は小額資金で購入できるほか、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入したり、買付や売却の時期を分散できるメリットがある。今回は、今期に経常最高益を見込み、かつ割安を見分ける基準となるPER(株価収益率)が東証1部市場平均の16.8倍を下回る銘柄を探った。

　下表は東証1部上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期に経常最高益を見込む、(3)予想PERが15倍以下――を条件に投資妙味が高まる割安な「お宝候補」23社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PERは2日現在)

　なお、4日(土)19時30分に「最高益・低PER『お宝候補』【2部・新興】編」を配信する予定です。ご期待下さい。

　　　　　　　　　　　最低投資　　　┌経常利益┐　　　予想
コード 銘柄　　　　　　　 金額　　増益率　　 今期　　　PER
<3245> ディアライフ　　　45100　　　24.5　　 1929　　 11.5
<8999> グランディ　　　　47800　　　17.6　　 3300　　　6.5
<3232> 三重交ＨＤ　　　　48000　　　 2.1　　 5600　　 12.8
<7167> めぶきＦＧ　　　　48100　　　12.0　　58500　　 14.2
<8897> タカラレーベ　　　51400　　　 0.0　　 9500　　　8.8

<7833> アイフィス　　　　59800　　　 6.4　　　630　　 14.4
<1332> 日水　　　　　　　67000　　　 4.5　　26000　　 10.4
<9466> アイドマＭＣ　　　68300　　　 7.1　　　880　　 14.9
<4220> リケンテクノ　　　70000　　　11.4　　 6500　　 13.5
<7987> ナカバヤシ　　　　70300　　　 6.0　　 3000　　 11.5

<4826> ＣＩＪ　　　　　　71300　　　30.5　　 1600　　 11.1
<3865> 北越紀州紙　　　　73900　　　13.8　　16000　　 12.7
<8275> フォーバル　　　　74300　　　 7.1　　 2800　　 11.2
<2734> サーラ　　　　　　74900　　　63.5　　 5000　　 13.3
<1893> 五洋建　　　　　　77500　　　 1.2　　24000　　 14.3

<7619> 田中商事　　　　　79500　　　44.9　　 1630　　　7.1
<8818> 京阪神ビル　　　　81300　　　 1.3　　 4800　　 13.3
<9069> センコーＨＤ　　　81300　　　 5.8　　18300　　 12.5
<8860> フジ住　　　　　　81900　　　10.1　　 6300　　　6.9
<1967> ヤマト　　　　　　82000　　　 4.1　　 3360　　　9.6

<3280> エストラスト　　　84200　　　 4.6　　 1000　　　7.9
<3271> グローバル社　　　87400　　　82.2　　 2665　　　6.6
<3277> サンセイラン　　　98300　　　 3.5　　 1374　　　8.8

※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が％、PERが倍。
※今期の最終利益が経常利益の80％以下の銘柄を対象とした。

株探ニュース