【注目】★本日の【イチオシ決算】 情報企画、インタスペス、コムチュア (10月17日)
情報企画 <日足> 「株探」多機能チャートより
1)本日(10月17日)引け後に発表された決算・業績修正
● イチオシ決算
【情報企画 <3712> [東証2]】 ★前期経常を一転6%増益に上方修正、配当も5円増額
◆17年9月期の経常利益(非連結)を従来予想の6億円→8.3億円に39.5%上方修正。従来の23.9%減益予想から一転して6.2%増益見通しとなった。金融機関向け新規システムの導入効果などで、売上が計画を上回ったことが寄与。原価低減が進み、採算が改善したことも利益を押し上げた。
業績上振れに伴い、前期の年間配当を従来計画の50円→55円(前の期は50円)に増額修正した。予想PERが15.1倍→9.3倍に急低下し、割安感が強まった。
● サプライズな決算発表・業績修正
インタースペース <2122> [東証M] ★前期最高益予想を29%上乗せ
◆17年9月期の連結経常利益を従来予想の10億円→12.9億円に29.0%上方修正。増益率が11.0%増→43.2%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。Eコマース部門を中心とする成果報酬型ネット広告の販売好調に加え、ママ向けサイトの会員数が増えたメディア運営事業の業績が伸びたことが寄与。投資ファンドへの投資運用でファンド投資先の売却があり、想定を大きく上回る配当収益を計上したことも利益を押し上げた。
コムチュア <3844> ★上期最高益予想を13%上乗せ
◆18年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の7.1億円→7.9億円に12.5%上方修正。増益率が17.9%増→32.7%増に拡大し、従来の6期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。クラウド・ビッグデータ・AI事業の好調に加え、ロボットで業務を自動化するRPA事業が急拡大したことが寄与。高付加価値化戦略や生産性向上、プロジェクト管理の精緻化が進んだことも上振れに貢献した。
東亜DKK <6848> ★上期経常を31%上方修正
◆18年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の4.4億円→5.7億円に31.1%上方修正。増益率が7.3%増→40.7%増に拡大する見通しとなった。主力の環境・プロセス分析機器が国内、中国向けに好調だったうえ、医療関連機器の受注も伸びたことが寄与。コスト削減の進展や売上構成の良化による採算改善も上振れに大きく貢献した。
2)10月18日の決算発表銘柄(予定)
■引け後発表
◆本決算:
<8984> ハウスリート [東R]
合計1社
※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。
株探ニュース