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【特集】アライドアーキ Research Memo(8):2017年12月期通期業績は期初予想を据え置き、増収増益を見込む

アライドアキ <日足> 「株探」多機能チャートより

■業績見通し

● 2017年12月期通期決算の見通し
2017年12月期の業績予想についてアライドアーキテクツ<6081>は、期初予想を据え置き、売上高を前期比33.5%増の8,016百万円、営業利益を同104.6%増の603百万円、経常利益を同111.2%増の578百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を同69.9%増の401百万円と増収増益を見込んでいる。

売上高は、国内における更なるクロスセルの推進と海外における「ReFUEL4R」の拡販を見込んでいる。一方、利益面でも、増収効果に加えて、利益率の高い自社サービスと「ReFUEL4R」サービスの伸びにより売上高営業利益率は7.5%(前期は4.9%)に改善する見通しである。

弊社では、上期実績が先行投資の影響により営業損失を計上したものの、好調な外部環境(SNSマーケティング市場の拡大等)が追い風となっている中で、先行投資の効果が下期以降の業績の伸びに寄与する可能性が高いことから、同社の業績予想は十分に達成可能とみている。最大の注目点は、国内及び海外への先行投資が今後の業績拡大に向けて、どのような形で成果を生み出していくのかであり、その進捗状況を見守りたい。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)

《HN》

 提供:フィスコ

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