【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (10月16日記)
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
日経平均株価は、10月中、または11月上旬頃までに2万2000円の節目を目指す動きへ入っている公算です。今後は、小幅調整を繰り返しながら2万2000円を目指す動きを継続すると考えられます。
値幅の大きな調整があるとするなら、9月21日以降の調整と同程度の値幅(268円幅安)が考えられます。13日に大陽線(目先的に行けるところまで一気に目指す動き)があらわれたことで、週明け後は、調整へ入りやすい状態になっています。
本日の価格が下げる場合、その調整が268円幅になる可能性を考えておきます。13日の高値から見れば、2万0943円前後が下値の目安になります。
9月21日以降の動きと同様、この調整は、弱気の流れを示す展開にならず、すぐに上昇を開始すると考えられます。
情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。
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