【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 KTK、フェリシモ、ニプロ (2日大引け後 発表分)
KTK <日足> 「株探」多機能チャートより
2日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
KTK <3035> [JQ] ★前期経常を一転18%増益に上方修正、配当も7円増額
◆17年8月期の連結経常利益を従来予想の1億8000万円→2億5200万円に40.0%上方修正。従来の15.9%減益予想から一転して17.8%増益見通しとなった。売上が堅調に推移する中、原材料費の見直しなどコスト削減を進めたことが利益を押し上げた。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の5円→12円(前の期は5円)に大幅増額修正した。
フェリシモ <3396> ★上期経常を4.5倍上方修正
◆18年2月期上期(3-8月)の連結経常利益を従来予想の1.1億円→4.9億円に4.5倍上方修正。定期便事業の売上が計画を上回ったことに加え、ふるさと納税カタログの制作を受託した地域マーケティング支援事業の好調も寄与した。広告費などの経費計上が下期に後ずれしたことも上振れに大きく貢献した。
ニプロ <8086> ★今期最高益予想を3%上乗せ、配当も1円増額
◆18年3月期の連結経常利益を従来予想の291億円→301億円に3.4%上方修正。増益率が25.6%増→29.9%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。10月1日付で買収手続きが完了した田辺製薬販売の業績上積みが収益を押し上げる。
業績上振れに伴い、今期の年間配当を従来計画の37.5円→38.5円(前期は29円)に増額修正した。
株探ニュース