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【市況】東京株式(寄り付き)=反落スタート、米株高も円強含みと週末要因で買い手控え

 29日の東京株式市場は売り優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比47円安の2万315円と反落。

 前日の米国株市場ではNYダウが続伸したが上値の重さが指摘され、外国為替市場では1ドル=112円台前半と円高含みで推移しており、これが東京市場にマイナスに作用している。北朝鮮を巡る地政学リスクが引き続き意識されるなか、週末要因に伴う買い手控えに加え、前日に衆院が解散され10月10日公示―22日投開票の日程で総選挙が行われることになり、来週以降、自民党と希望の党の動向を中心とする選挙情勢を見極めたいとの思惑もあって積極的な買いが入りにくい。ただ下値では日銀のETF買いが想定され、底堅さを発揮しそうだ。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、9業種前後が高く値上がり上位に非鉄、空運、精密機器など。値下がりで目立つのは電力ガス、輸送用機器、石油など。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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