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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (9月29日記)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 日経平均株価は、値幅と日柄の伴った調整場面か、勢いの強い上昇の途中のどちらかです。

 21日以降、すでに5営業日上値重い状態を継続しているため、値幅の伴った調整という見方が有力な状況になっています。

 弱気の展開になるなら、目先は27日の安値2万0213円を割れて、下値を試す動きになる公算です。最近の価格がジグザグしたことで、2万円以下まで下げる可能性が大きくなっています。

 目先の価格が上昇するなら、本日の価格が下げても、昨日28日の安値2万0299円を維持する格好となって、10月2日には9月21日の高値2万0481円を越えているはずです。

 2日に2万0481円を越えられないなら、本日、2日の価格が上げても下値を試す流れだと考えておきます。


情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。

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