【市況】22日の株式相場見通し=買い手控え姿勢で軟調、地政学リスクなど足かせ
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
21日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末比29.24ドル高の2万1703.75ドルと3日ぶりに反発した。新規の手掛かり材料が少ないなか、前週末までの下落相場に対する反動もあり、不動産や通信などの内需株中心に自律反発の動きが強まった。ただ、米政治の混乱に伴う先行き不透明感や、北朝鮮情勢を巡る地政学リスクへの警戒感が尾を引いており、上値の重い展開となった。ナスダック総合株価指数は、前週末比3.400ポイント安の6213.127と3日続落した。
日程面では、7月の全国スーパー売上高に注目。海外では、独8月のZEW景況感指数、米6月のFHFA住宅価格指数が焦点となる。(冨田康夫)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)