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【材料】Jトラスト---1Qは営業利益が前年同期比3.1倍、通期計画達成にむけて順調な進捗

Jトラスト <日足> 「株探」多機能チャートより

Jトラスト<8508>は10日、2018年3月期第1四半期(17年4~6月)連結決算(IFRS)を発表した。営業収益が前年同期比3.8%増の203.52億円、営業利益が同186.0%増の25.74億円、税引前利益が22.52億円(前年同期は4.71億円の損失)、親会社の所有者に帰属する四半期利益が17.79億円(同9.68億円の損失)となった。

大きな経済成長が今後も期待できるアジア地域において銀行業を拡大するとともに、今年2月から開始したインドネシアの合弁会社でのマイクロファイナンスを皮きりとして、更なるアジア地域密着型経営の浸透と持続的可能な成長の実現に向けた取り組みを行っている。

国内での信用保証業務においては、2017年5月に、日本保証と大正銀行が新たに保証業務提携契約を締結したことにより、保証提携先金融機関は7行と増加している。また、総合エンターテインメント事業及び不動産事業等を行う会社を傘下に持つアドアーズ<4712>においては、今後、積極的なM&Aの実施による機動的な事業再編やグループ全体の経営資源の最適配分を図っていくことが必要であると判断し、2017年4月に持株会社体制への移行を公表している。

2018年3月期通期の連結業績予想は、営業収益が894.90億円、営業利益が100.58億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が81.37億円とする期初計画を据え置いている。

《TN》

 提供:フィスコ

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