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【材料】青山商が3日ぶり反発、第1四半期2ケタ営業増益と自社株買いを好感

青山商 <日足> 「株探」多機能チャートより
 青山商事<8219>が3日ぶりに反発している。10日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高603億2200万円(前年同期比1.2%増)、営業利益45億7500万円(同14.7%増)、純利益29億1100万円(同21.9%増)と2ケタ増益となったことが好感されている。

 主力のビジネスウエア事業で高機能商品の品ぞろえを強化したほか、レディス分野でサマーフォーマルの品ぞろえを強化したことなどが寄与。また、カジュアル事業で粗利率や経費の改善に取り組んだことや、ショッピング収入の増加によるカード事業の伸長なども増益に貢献した。

 なお、18年3月期通期業績予想は、売上高2607億円(前期比3.1%増)、営業利益225億円(同11.3%増)、純利益122億円(同5.5%増)の従来見通しを据え置いている。

 また同時に自社株買いを発表したことも好材料視されているようだ。上限を60万株(発行済み株数の1.08%)、または20億円を上限としており、取得期間は8月21日から9月22日まで。株主還元のさらなる強化の一環として実施するという。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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