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【市況】日経平均は反落でスタート、好決算の銘柄への物色は目立つ、任天堂など上昇/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 20026.58 (-23.58)
TOPIX  : 1620.39 (-0.49)


[寄り付き概況]

 27日の日経平均は反落でスタートした。前日の米国市場では、主要企業の決算内容が好感され、電気通信サービスや半導体関連中心に上昇した。米連邦公開市場委員会(FOMC)では大方の予想通り、政策金利が据え置かれ、雇用情勢も堅調との認識が示された。一方で、バランスシート縮小に関する新たな情報には乏しく、縮小開始が後ずれするとの思惑が広がり、相場への影響は限定的となった。為替相場は1ドル111円台前半と前日比円高方向に振れて推移しており、シカゴ日経225先物清算値は大阪比40円安の20000円となった。これを受けて、本日の日経平均は225先物にサヤ寄せする格好から売り先行となった。一方で、好決算を発表した銘柄への物色は目立っている。

 セクターでは、海運業、銀行業、保険業、証券・商品先物取引業、機械が軟調。売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、三菱UFJ<8306>、信越化<4063>、東芝<6502>、三井住友<8316>、アドバンテスト<6857>、ファーストリテ<9983>、シマノ<7309>、安川電<6506>が下落している。一方で、任天堂<7974>、日本電産<6594>、東京エレクトロン<8035>、新日本理化<4406>、戸田工業<4100>、キーエンス<6861>、アステラス製薬<4503>、7&iHD<3382>は上昇している。

(アナリスト 雲宮祥士)
《HT》

 提供:フィスコ

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