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【通貨】豪ドル週間見通し:もみ合いか、豪中銀の議事要旨や雇用統計が材料に


■堅調推移、リスク回避的な豪ドル売りは一巡

先週の豪ドル・円は堅調推移。豪準備銀行(中央銀行)の早期利上げ観測後退による豪ドル売りは一巡し、米追加利上げ観測は後退したことから、豪ドル買いが活発となった。中国の6月貿易統計で輸出、輸入が予想を大きく上回ったことも材料視されたようだ。取引レンジ:86円53銭-88円14銭。

■もみ合いか、豪中銀の議事要旨や雇用統計が材料に

今週の豪ドル・円はもみ合いか。豪準備銀行(中央銀行)の議事要旨が材料になる。早期利上げの可能性を高める内容だった場合、豪ドル買いが優勢になりそうだ。また、豪・6月雇用統計も材料になる。失業率は横ばいと予想されるが、雇用者数が予想を上回った場合は豪ドル買い材料になる。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・18日:豪準備銀行が7月理事会議事要旨公表予定
・20日:6月雇用統計(5月:失業率5.5%、雇用者数増減:+4.2万人)

予想レンジ:87円00銭-89円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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