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【材料】7&iHDが売られる、第1四半期最終利益22%減嫌気され、アスクルとの提携発表も反応薄

セブン&アイ <日足> 「株探」多機能チャートより
 セブン&アイ・ホールディングス<3382>が安い。同社が6日取引終了後に発表した18年2月期の第1四半期(3~5月)連結決算は、売上高にあたる営業収益が1兆4680億8600万円(前年同期比5.3%増)と増収を確保したものの、最終利益は336億2800万円(同22.1%減)と2割強の減益だった。コンビニエンスストア事業ではPB商品の「セブンプレミアム」などの好調が寄与して、営業利益段階では増益を確保したが、事業構造改革費用を含む特別損失を計上したことに伴い、最終利益は前年同期実績を2割強下回っており、これが嫌気された。

 また同日、ネット通販事業の強化を目的にアスクル<2678>と業務提携することで基本合意したことを発表、7&iHDが運営する通販サイト「オムニ7」と、アスクルが運営する「ロハコ」間での相互送客を11月末をメドに実施する方針だが、株価は反応薄となっている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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