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【市況】11時00分時点の日経平均は反落、良品計画やローソンが決算受け軟調

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時00分現在の日経平均株価は20022.48円(前日比59.15円安)で推移している。5日の米国市場では、6月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が公表されたが反応は限定的で、NYダウは1ドル安にとどまった。円相場も1ドル=113円台前半と前日の取引時間中とおおむね同水準で推移しており、本日の日経平均は手掛かり材料に乏しいなか19円安でスタートした。ただ、原油価格の下落や軟調な米経済指標が重しとなり、寄り付き後は円相場の強含みとともに下げ幅を広げ、2万円を割り込む場面も見られた。

個別では、任天堂<7974>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、東エレク<8035>、SUBARU<7270>などがさえない。トヨタ自<7203>やソニー<6758>も小安い。前日に第1四半期決算を発表した良品計画<7453>は商いを伴って5%近く下げている。ローソン<2651>や不二越<6474>、ウエルシアHD<3141>も決算を受けて軟調。また、U.S.M.H<3222>が土木管理試験所<6171>や薬王堂<3385>などとともに東証1部下落率上位に顔を出している。一方、ソフトバンクG<9984>、SUMCO<3436>、日立<6501>などがしっかり。JT<2914>も小高い。鹿島<1812>など建設株の上げが目立ち、一部証券会社の投資評価引き上げが観測されたニコン<7731>も4%超の上昇。また、ジンズメイト<7448>がストップ高となっているほか、太平洋発<8835>や石川製<6208>も東証1部上昇率上位に顔を出している。

(株式アナリスト 小林大純)

《HK》

 提供:フィスコ

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