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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (6月13日記)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

 日経平均株価は、昨日の価格が下げたことで、現在が値幅と日柄の伴った調整の途中である可能性が大きくなったと言えます。
 昨日の下げは、はっきりとした弱気サインになるので、本日の寄り付き値が下放れる場合、そのまま下降を継続して、本日が下げ幅の大きな動きになる可能性が出てきます。

 本日は、積極的な下げがあらわれやすい日です。それにもかかわらず、本日の寄り付き値が昨日の安値1万9837円を維持する展開になる場合、昨日の安値が押し目になって、強気の展開になることも頭のすみに入れておきます。

 本日は、午前中、上下どちらへも大きく動く可能性があると見ておきます。
 強気の可能性を残す場合、大きく上げる展開以外にないので、午前中、小幅な上昇なら、午後に下げるという見方が有力になります。


情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。

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