【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 日本和装、プロパスト、正栄食 (12日大引け後 発表分)

　12日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

【日本和装 <2499> [東証２]】　★今期経常を23％上方修正、配当も2円増額
　◆17年12月期の連結経常利益を従来予想の2.6億円→3.2億円に23.1％上方修正。増益率が4.0％増→28.0％増に拡大する見通しとなった。着物着付け教室の新規受講者増加に伴い、教室に付随する販売会で着物や和装小物の売上が想定以上に伸びることが寄与。業績上振れを踏まえ、今期の年間配当を従来計画の5円→7円(前期は5円)に増額修正した。

　プロパスト <3236> [ＪＱ]　　★前期経常を42％上方修正（訂正）
　◆17年5月期の経常利益(非連結)を従来予想の5.6億円→8.1億円に42.4％上方修正。増益率が1.8％増→44.9％増に拡大する見通しとなった。分譲マンションの一部で販売時期の遅れが発生した物件があったものの、収益ビルの売却が想定より進んだことで、売上が計画を上回ったことが寄与。借入金条件が改善したことなども利益上振れの要因となった。

　正栄食 <8079> [東証２]　　★今期最高益予想を10％上乗せ
　◆17年10月期上期(16年11月-17年4月)の連結経常利益は前年同期比28.4％増の35.7億円と従来予想の28億円を上回って着地。健康ブームを追い風に国内でナッツ類やドライフルーツが伸びたほか、米国でクルミの販売が好調だったことが寄与。売上増加による工場稼働率の向上や輸出採算の改善なども大幅増益に貢献した。
　　業績好調に伴い、通期の同利益を従来予想の48億円→53億円に10.4％上方修正。増益率が3.7％増→14.5％増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

株探ニュース