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【材料】グリーンペプタイが一時13%高、久留米大によるがんペプチドワクチンの学会での発表を材料視

グリンペプ <日足> 「株探」多機能チャートより
 グリーンペプタイド<4594>が急伸して一時、前日比66円(12.6%)高の589円まで買われている。久留米大学がんワクチンセンターが5日、HLA-A24陽性のテモゾロミド治療抵抗性膠芽腫を対象にした、テーラーメイド型がんペプチドワクチンの第3相臨床試験の全生存期間に関する試験結果をASCO(米国臨床腫瘍学会)で発表したと明らかにしており、これを手掛かり材料視した買いが入っている。

 同社は、がんペプチドワクチン研究の草分け的存在の久留米大学発のベンチャーとして設立。リード開発品のがんペプチドワクチンITK-1は、前立腺がんを対象として富士フイルムホールディングス<4901>傘下の富士フイルムへ導出済みで、13年6月から日本国内においてプラセボ対照第3相二重盲検比較試験が実施されている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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