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【材料】タナベ経営---営業利益は前期比2.6%増の8.78億円


タナベ経営<9644>は12日、2017年3月期決算を発表した。2017年3月期業績(2016年4月~2017年3月期)は、売上高が前期比1.1%増の83.89億円、営業利益が同2.6%増の8.78億円、経常利益が同3.3%増の9.15億円、当期純利益は同9.6%増の6.38億円と増収増益となった。

セグメント別に見ると、経営コンサルティング事業では、経営協力契約数が期中平均436契約(前期416契約)と伸び、1件あたりの契約単価も伸長し、売上高は47.11億円(前期比4.7%増)、セグメント利益は10.9億円(前期比0.4%増)となった。一方、SP(セールスプロモーション)コンサルティング事業では、顧客のセールスプロモーション戦略を支援するコンサルティングを強化し、若い女性や幼稚園・育児に関連する事業を手掛ける企業へ向けた提案を積極的に実施するなど付加価値の高い提案を優先した結果、売上高は36.77億円(前期比3.2%減)と前事業年度を下回ったが、売上総利益率の向上と経営効率改善の効果等によりセグメント利益は1.58億円(前期比41.2%増)となった。

2018年3月期の業績予想は売上高85.50億円(前期比1.9%増)、営業利益9.15億円(同4.1%増)、経常利益9.45億円(同3.3%増)、当期純利益は6.45億円(同1.1%増)、配当金は1円増配し41円を見込む。

《TN》

 提供:フィスコ

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