【市況】ETF売買動向＝22日大引け、全銘柄の合計売買代金1021億円

　22日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比32.8％減の1021億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同36.7％減の897億円だった。

　個別では上場インデックスファンドＳ＆Ｐ日本新興株１００ <1314> 、ｉシェアーズ　ＪＰＸ／Ｓ＆Ｐ　設備・人材投資　ＥＴＦ <1483> 、ＪＡＳＤＡＱ－ＴＯＰ２０上場投信 <1551> 、ダイワ情報通信・サービス上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1643> が新高値。上海株式指数・上証５０連動型上場投資信託 <1309> 、ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ Ｓ＆Ｐ５００　ＶＩＸ　インバース <2049> が5.85％高、サムスンＫＯＤＥＸサムスングループ株証券 <1584> が4.63％高、ＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> が4.07％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が3.73％高、ＣｈｉｎａＡＭＣ　ＣＳＩ３００　Ｉｎｄｅｘ　ＥＴＦ <1575> が3.27％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は7.21％安、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は4.44％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が87円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金649億6600万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1042億9900万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が100億4600万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が49億5000万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が43億300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が16億1600万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が7億7400万円の売買代金となった。

株探ニュース