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【材料】IRJ-HD---17.3期売上高は10.6%増、主力のSRコンサルティング売上が伸長

IRジャパン <日足> 「株探」多機能チャートより

アイ・アールジャパンホールディングス<6035>は15日、2017年3月期(2016年4月-2017年3月)決算を発表した。売上高が前期比10.6%増の38.36億円、営業利益が同29.4%増の10.09億円、経常利益が同29.4%増の10.08億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同56.1%増の6.94億円となった。

上場企業におけるコーポレートガバナンス・コードの対応が一巡し、初年度の課題の改善や、より深化した対応を検討する企業の増加を背景に、同社グループの主力業務であるSRコンサルティングの売上が伸長。また投資銀行業務が本格的な稼働を開始した結果、売上高が増加した。利益面においては、SRコンサルティングにおける付加価値の向上と効率性の追求を行ったことに加え、収益性の高い投資銀行案件が増加した。

サービス別の売上高は、IR・SRコンサルティングが30.43億円(前期比14.2%増)、ディスクロージャーコンサルティングが5.56億円(同2.5%減)、データベース・その他が2.36億円(同1.7%増)となった。

2018年3月期通期の業績予想は、売上高が前期比6.9%増の41.00億円、営業利益が同8.9%増の11.00億円、経常利益が同9.0%増の11.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.3%増の7.25億円としている。

《TN》

 提供:フィスコ

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