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【材料】三栄コーポレーション---3月期決算は営業利益が14.6%増、売上総利益率改善が寄与

三栄コ <日足> 「株探」多機能チャートより

三栄コーポレーション<8119>は12日、2017年3月期(16年4月-17年3月)決算を発表。売上高が前年同期比0.7%増の497.85億円、営業利益が同14.6%増の27.04億円、経常利益が同0.5%増の24.36億円、当期純利益は同0.5%減の14.28億円だった。

家具・家庭用品事業に関しては、OEM事業では国内向けの売上が家具・家庭用品ともに堅調に推移、欧州向け家庭用品の売上が大幅に増加した結果、海外向け売上全体に寄与した。また、ブランド事業も売上が増加し、家具・インテリアのネットショップの売上も順調に拡大した。服飾雑貨事業は、国内向け海外向けともに売上が減少し、OEM事業の売上は減少した。ブランド事業では、ドイツのコンフォートシューズブランドのビルケンシュトックを取り扱う(株)ベネクシーの売り上げが前年実績を下回り、ベルギー発のプレミアム・カジュアルバッグブランドのキプリングを取り扱う(株)L&Sコーポレーションの売上は微増となっている。家電事業は、OEM事業では国内向け小物生活家電の売上が減少したが、ブランド事業でビタントニオの調理家電の売上増により、(株)mhエンタープライズの売上が微増となった。

18年3月期通期については、売上高が前年比0.4%増の500.00億円、営業利益が同22.4%減の21.00億円、経常利益が同13.8%減の21.00億円、当期純利益が同9.0%減の13.00億円を見込んでいる。

《TN》

 提供:フィスコ

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