市場ニュース

戻る
 

【材料】日写印が大幅反発、17年12月期営業黒字転換見通しを好感

日写印 <日足> 「株探」多機能チャートより
 日本写真印刷<7915>が大幅反発。前週末12日の取引終了後、17年12月期の連結業績予想を発表しており、売上高1400億円、営業損益55億円、純利益45億円を見込む。決算期変更に伴う9カ月決算のため前記との比較はないものの、売上高は9カ月間でも過去最高を更新する予想のほか、前期の第3四半期累計(16年4~12月)との比較で、営業損益は大幅に黒字転換(前期39億400万円の赤字)する見通しであることが好感されているようだ。

 ディバイス事業で大型の新規受注が量産フェーズに移行し業績を牽引する見通し。新製品の開発コストや決算期変更に伴う一時費用の発生などがあるが、それらを吸収し収益は大幅に改善する見込みだ。

 なお、17年3月期決算は、売上高1158億200万円(前の期比3.3%減)、営業損益39億400万円の赤字(前の期105億4600万円の黒字)、最終損益74億800万円の赤字(同68億9600万円の黒字)だった。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均