市場ニュース

戻る
 

【特集】サムティレジ Research Memo(11):外部成長に向けたパイプラインは順調に拡大

サムティR <日足> 「株探」多機能チャートより

■サムティ・レジデンシャル投資法人<3459>の成長戦略とその進捗

2. 成長戦略の進捗
(1) 外部成長戦略の進捗
a) パイプラインの状況
今後の取得予定物件であるパイプライン(優先的売買交渉権を付与された物件及び取得交渉中の物件)については、1)スポンサーが開発中または開発済の優先的売買交渉権を付与された物件、2)スポンサー保有(取得予定を含む)の取得検討中物件、3)第三者保有の取得検討中物件の3つに分類される。最も確度の高い1)については15物件を確保するとともに、2)は4物件、3)は5物件が検討中であり、合計すると24物件に上っている。

b) ブリッジファンドへの出資
同社は、更なるパイプライン確保のため、2017年3月13日付けでブリッジファンドの匿名組合出資(250百万円)を実施し、同ファンドに組み入れられた8物件(優先交渉権の行使価格8,786百万円(上限))についても優先交渉権を獲得している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)

《NB》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均