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【材料】トヨタは軟調、18年3月期の営業利益は19.8%減と2期連続の減益予想

トヨタ <日足> 「株探」多機能チャートより
 トヨタ自動車<7203>は軟調なスタートとなっている。同社は10日取引終了後、18年3月期の連結業績予想(米国会計基準)を発表した。売上高は27兆5000億円(前期比0.4%減)、営業利益は1兆6000億円(同19.8%減)、最終利益は1兆5000億円(同18.1%減)と2期連続の減益を見込んでいる。

 今期のトヨタグループ全体の販売台数は、1025万台(前期比ほぼ横ばい)を見込み、国内、北米、欧州はいずれも前年を下回る半面、アジアでの増加を見込んでいる。また、研究開発費が125億円、設備投資が882億円それぞれ前期比で増加することも利益圧迫要因となる。今期の想定為替レートは、通期平均で1ドル=105円、1ユーロ=115円としている。

 なお、17年3月期連結決算は売上高27兆5971億9300万円(前の期比2.8%減)、営業利益1兆9943億7200万円(同30.1%減)、最終利益1兆8311億900万円(同20.8%減)だった。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)



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