【材料】<注目銘柄>=ファーストコーポ、造注方式で成長継続し最高値も視野
1stコーポ <日足> 「株探」多機能チャートより
首都圏での不動産販売が好調に推移しており、物件の大型化や造注方式による完工増が利益採算を向上させている。17年5月期の営業利益について会社側では19%増の19億800万円を予想しているが、増額修正余地が大きいとみられている。株価指標面から、時価予想PER11倍は割安感があるうえ、3.5%近い配当利回りも魅力だ。
18年5月期についても造注方式を中心に受注は増加傾向が見込まれ、市場では2ケタ成長トレンドが維持されるとの見方が強い。国内では日銀の低金利政策が継続するなかで事業環境も良好、株価は中期的には15年7月につけた上場来高値1422円(分割修正値)をクリアして青空圏突入の可能性がある。(銀)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)