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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):神戸鋼、新光電工、富士通

神戸鋼 <日足> 「株探」多機能チャートより
■インフォマート <2492>  743円  +74 円 (+11.1%)  本日終値
 28日に決算を発表。「1-3月期(1Q)経常は11%増益で着地」が好感された。インフォマート <2492> が4月28日大引け後(15:00)に決算を発表。17年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比11.2%増の5億円に伸び、1-6月期(上期)計画の8.5億円に対する進捗率は59.6%に達し、5年平均の49.2%も上回った。
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■神戸製鋼所 <5406>  1,086円  +96 円 (+9.7%)  本日終値
 4月28日、神戸製鋼所 <5406> が決算を発表。17年3月期の連結経常損益は191億円の赤字に転落したが、従来予想の300億円の赤字を上振れて着地。続く18年3月期は500億円の黒字に急浮上する見通しとなったことが買い材料視された。今期は自動車向けの需要拡大やマージン改善で鉄鋼部門が黒字に浮上する。また、油圧ショベルの販売が回復する建設機械部門も黒字化する見通しだ。

■新光電気工業 <6967>  868円  +72 円 (+9.1%)  本日終値
 新光電気工業<6967>が売買代金を膨らませ急伸。半導体パッケージの総合メーカーで、クラウドサービスの浸透を背景とするサーバー向けメモリー需要や電装化の進む自動車向け電子デバイス需要などを取り込んでいる。4月28日取引終了後に発表した18年3月期の連結売上高は1448億円(前期比3.5%増)、営業利益は59億円(同80.5%増)を予想しており、これを材料視する短期資金の攻勢が株価を押し上げた。

■ALサービス <3085>  3,350円  +275 円 (+8.9%)  本日終値
 28日に決算を発表。「1-3月期(1Q)経常は26%増益で着地」が好感された。アークランドサービスホールディングス <3085> が4月28日大引け後(15:00)に決算を発表。17年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比26.4%増の10.3億円に伸び、1-6月期(上期)計画の17億円に対する進捗率は60.9%に達し、5年平均の52.4%も上回った。
  ⇒⇒ALサービスの詳しい業績推移表を見る

■九電工 <1959>  3,470円  +275 円 (+8.6%)  本日終値
 九電工<1959>は大幅高で、年初来高値を更新した。同社は4月28日取引終了後に、18年3月期通期の連結業績予想を発表。営業利益見通しは360億円(前期比17.1%増)とし、年間配当計画を前期比10円増配の80円とする方針を示したことが好感されたようだ。売上高予想は3700億円(同8.3%増)。民間設備投資や公共投資の需要は引き続き底堅く推移するとみており、工事受注高は3800億円(同0.6%増)を予想している。

■富士通 <6702>  752.9円  +58.1 円 (+8.4%)  本日終値
 富士通 <6702> が急伸し年初来高値を更新した。同社は4月28日に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。17年3月期の連結最終利益は前の期比2.0%増の884億円となり、続く18年3月期も前期比63.9%増の1450億円に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。今期は前期に計上したビジネスモデル変革費用420億円がなくなることで採算が大きく改善する。販売面ではデバイスソリューション事業でLSI(大規模集積回路)や電子部品が伸びる見込み。なお、前提となる為替レートは1ドル=105円に設定した。業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比2円増の11円に増配する方針としたことも支援材料となった。

■ユニゾホールディングス <3258>  3,060円  +217 円 (+7.6%)  本日終値
 ユニゾホールディングス<3258>が大幅反発。前週末4月28日の取引終了後、18年3月期の連結業績予想を発表し、売上高は516億円(前期比32.6%増)、営業利益は166億円(同26.4%増)、最終利益は72億円(同15.2%増)と、過去最高の更新を見込むことが好材料視された。不動産事業では、国内外ともにテナント営業、空室リーシング、経費削減などによる利益極大化を図っていく。ホテル事業では、新ブランド「ユニゾインエクスプレス」を展開し、好立地での利便性と優れたサービスを国内外の宿泊者に提供するという。また、今期は「ユニゾイン京都河原町四条」「ユニゾイン神田駅西」などの開店を予定しており、収益のかさ上げを狙う。なお、17年3月期連結決算は売上高389億600万円(前の期比20.1%増)、営業利益131億2800万円(同23.8%増)、最終利益62億4900万円(同5.2%減)だった。同時に、20年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表した。資産規模8000億円、不動産は120棟、ホテルは45棟1万室体制を整える方針。また、売上高は17年3月期比1.7倍の669億円、営業利益は同1.5倍の209億円を目指すとしている。

■ビーピー・カストロール <5015>  1,847円  +119 円 (+6.9%)  本日終値
 28日に決算を発表。「1-3月期(1Q)経常は32%増益で着地」が好感された。ビーピー・カストロール <5015> が4月28日大引け後(15:00)に決算を発表。17年12月期第1四半期(1-3月)の経常利益(非連結)は前年同期比32.1%増の6.8億円に拡大し、1-6月期(上期)計画の11.6億円に対する進捗率は58.9%に達し、5年平均の42.4%も上回った。
  ⇒⇒ビーピー・カストロールの詳しい業績推移表を見る

■大塚商会 <4768>  6,380円  +410 円 (+6.9%)  本日終値
 28日に決算を発表。「1-3月期(1Q)経常は17%増益で着地」が好感された。大塚商会 <4768> が4月28日大引け後(15:00)に決算を発表。17年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比17.1%増の121億円に伸び、1-6月期(上期)計画の250億円に対する進捗率は5年平均の41.7%を上回る48.4%に達した。
  ⇒⇒大塚商会の詳しい業績推移表を見る

■日本調剤 <3341>  4,165円  +255 円 (+6.5%)  本日終値
 日本調剤<3341>は大幅高で3日続伸。同社は4月28日取引終了後、18年3月期の連結業績予想を発表した。売上高は2346億9700万円(前期比5.0%増)、営業利益は101億500万円(同18.6%増)、最終利益は56億3900万円(同21.6%増)を見込んだ。同社は、過去に例のない医療・医薬品業界の大きな変革期を飛躍に向けた好機と捉え、再編後に勝ち残る企業グループを実現するために、在宅医療の推進をさらに強化するとしている。具体的には、かかりつけ薬局・かかりつけ薬剤師への取り組みを強化するとともに、それぞれの事業について経営の効率化を進め、生産性を高めることに全力で取り組むとしている。

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