【通貨】豪ドル週間見通し:底堅い展開か、豪準備銀行の声明に注目
■堅調推移、インフレ率上昇を好感
先週の豪ドル・円は強含み。1-3月期消費者物価指数(CPI)は前年比+2.1%となり、豪準備銀行(中央銀行)の目標レンジ2-3%に戻ったことが要因。仏大統領選の第1回投票の結果を受けた欧州政治リスクの後退も円売り・豪ドル買いを促す一因となった。取引レンジ:82円73銭-84円03銭。
■底堅い展開か、豪準備銀行の声明に注目
今週・来週の豪ドル・円は底堅い展開か。豪準備銀行(中央銀行)は5月2日に政策金利を発表する。1.50%に据え置き予想だが、1-3月期消費者物価指数(CPI)が目標レンジに達したことを受けて、タカ派的な声明になる可能性がある。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・2日:豪準備銀行が政策金利発表(1.50%に据え置き予想)
・4日:3月貿易収支(2月:+35.74億豪ドル)
・9日:月小売売上高(2月:前月比-0.1%)
予想レンジ:82円00銭-85円00銭
《FA》
提供:フィスコ