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【通貨】来週の為替相場見通し=米4月雇用統計を注視

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 来週の外国為替市場のドル円相場は、週末の米4月雇用統計を視野に入れながらの展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=110円00~112円50銭。

 来週は日本がゴールデンウィーク(GW)期間中となり、東京市場は5月1日と2日の2日間のみの売買となる。ただ、注目材料は多いだけに東京市場の休場中に相場は大きく動く可能性もある。2日から3日にかけての米連邦公開市場委員会(FOMC)は、金融政策は現状維持の見通しだが、6月FOMCの利上げ確率は60%との見方もある。このなか、5月1日発表の米4月ISM製造業景況感指数などの経済指標は6月FOMCを意識した反応となりそうだ。特に5日の米4月雇用統計の結果は注目される。また、3日には米4月ADP雇用統計、4日には米3月貿易収支が発表される。さらに、7日にはフランス大統領選の第2回投票が予定されている。独立系候補のマクロン氏が優勢で波乱なしとの見方が出ているが、週末にかけては様子見姿勢が強まる可能性もある。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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