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【通貨】外為サマリー:1ドル111円20銭台で推移、一時上値試すも押し戻される

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 27日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後5時時点で1ドル=111円26銭前後と、前日午後5時時点に比べ3銭程度のドル高・円安と横ばい圏で推移している。

 欧州時間のドル円相場は上値の重い展開。午後4時頃には上値を試す場面もみられたが、午前につけた高値水準(111円40銭台)で押し戻された。時間外取引で米10年債の利回りが軟化していることが重荷となっているほか、今晩に行われる欧州中央銀行(ECB)理事会やドラギECB総裁の会見を控えていることも上値に対する慎重姿勢につながっているようだ。なお、日銀の黒田総裁は午後3時半から会見を開き、景気判断を「緩やかに拡大しつつある」との認識を示した一方、出口戦略の議論は時期尚早とした。

 ユーロは対円で1ユーロ=121円30銭前後と同10銭程度のユーロ安・円高。対ドルでは1ユーロ=1.0905ドル前後と同0.0008ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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