【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … 富士通コン、西川計測、伊勢化 (4月26日発表分)
伊勢化 <日足> 「株探」多機能チャートより
―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の4月25日から26日の決算発表を経て27日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.2 伊勢化 <4107>
17年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常損益は1900万円の赤字(前年同期は3億8300万円の黒字)に転落した。
▲No.3 JFEコンテ <5907>
17年3月期の連結経常利益は前の期比14.7%増の29.6億円に伸びたが、18年3月期は前期比22.5%減の23億円に減る見通しとなった。
▲No.4 A&T <6722>
17年12月期第1四半期(1-3月)の経常利益(非連結)は前年同期比53.5%減の2.2億円に大きく落ち込み、1-6月期(上期)計画の4.1億円に対する進捗率は5年平均の75.2%を下回る55.1%にとどまった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<7500> 西川計測 JQ -3.83 4/26 3Q 34.19
<4107> 伊勢化 東2 -3.35 4/26 1Q 赤転
<5907> JFEコンテ 東2 -2.02 4/26 本決算 -22.45
<6722> A&T JQ -0.62 4/26 1Q -53.50
<6719> 富士通コン 東2 -0.24 4/26 本決算 26.94
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした27日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース