【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 … ＯＢＣ、ユアテック、アクセル　(4月25日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の4月24日から25日の決算発表を経て26日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ユアテック <1934>
　17年3月期の連結経常利益は前の期比3.5％減の151億円になり、18年3月期も前期比36.5％減の96億円に落ち込む見通しとなった。

▲No.2　アクセル <6730>
　17年3月期の経常利益(非連結)は前の期比26.4％減の1億6200万円になり、18年3月期も前期比87.7％減の2000万円に大きく落ち込む見通しとなった。

▲No.3　石塚硝 <5204>
　17年3月期の連結経常利益は前の期比36.6％増の25.1億円に拡大したが、18年3月期は前期比26.6％減の18.5億円に減る見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<1934> ユアテック 　　東１　　 -6.90 　　4/25　本決算　　　-36.51
<6730> アクセル 　　　東１　　 -3.31 　　4/25　本決算　　　-87.65
<5204> 石塚硝 　　　　東１　　 -2.71 　　4/25　本決算　　　-26.56
<4733> ＯＢＣ 　　　　東１　　 -2.47 　　4/25　本決算　　　　0.77
<4291> ＪＩＥＣ 　　　東２　　 -0.91 　　4/25　本決算　　　　0.90

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした26日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。

株探ニュース