市場ニュース

戻る
 

【材料】<注目銘柄>=エコーTD、物流拠点の再編で利益率向上目指す

エコーTD <日足> 「株探」多機能チャートより
 ペット用品、ペットフード卸大手のエコートレーディング<7427>は6日、18年2月期通期の連結業績予想を発表した。売上高800億円(前期比3.0%増)、経常利益4億円(同37.5%増)と大幅な増益を予想している。

成長戦略として、引き続き商品開発体制を強化するのをはじめ、今後の売り上げ拡大やローコストオペレーションに向けた物流拠点の再編などを行って利益率の向上を目指す。内部利益の創出では、業務の効率化を目的とした「5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・躾)」によるムダ・ムラ・ムリの排除を行い、単品管理の強化として適正在庫の運用と単品ごとの粗利益管理も徹底する。

 株価は、18年2月期業績見通し発表翌日の7日に急伸し、現在は700円を挟んで高値圏でのもみあい商状となっている。ただ、PERは13倍台、PBRは0.4倍台と株価指標面からも割安。さらに、東証信用倍率は0.81倍と上値圧迫は限定的だ。(朱)

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均