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【材料】カジノ施設など統合型リゾート(IR)の実現へ始動、SMBC日興証券(花田浩菜)

大林組 <日足> 「株探」多機能チャートより

こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

昨年12月に「統合型リゾート(IR)推進法」が公布されてから、今年3月24日にはIR推進本部が設置されるなどIR実現に向けて本格的な動きが見え始めています。4/13付の「Daily Outlook」ではカジノ施設などのIR関連銘柄についてまとめられているので、ご紹介しますね。

まず同レポートではIR推進本部会合での首相の発言として、『「エンターテインメント施設や、国際会議場・展示場等を一体運営」、「日本の伝統・文化・芸術を生かしたコンテンツを導入し、国際競争力の高い滞在型観光を実現」、「大規模な民間投資による大きな経済効果・雇用創出」』などの方向性が示されたことを伝えています。またこれを受けて、『カジノにとどまらず訪日外国人を一体的・継続的に取り込む仕組みがポイントといえるだろう』と見ています。

また、『経済効果について、建設段階での「土地造成・施設建設等に関わる投資」、「建設に必要な資材の生産・運搬等」、完成後の施設の運営による「雇用創出・消費拡大等の継続的効果」、「来訪者の交通需要」等を見込む。推進会議の資料では、建設によって約0.8兆~1.7兆円(1ヵ所あたり)、運営によって約0.6兆~2.9兆円(1ヵ所年間あたり)などの経済効果の試算も紹介されている』と伝えています。

関連銘柄としては『ゼネコンやカジノ・エンタテインメント、警備』の他、『商業施設、
ホテル、鉄道』にも注目が集まるだろうとの見解を述べています。具体的には大林組<1802>やセガサミーHD<6460>、コナミHD<9766>など全9銘柄を紹介していますので、詳しくは4/13付の「Daily Outlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《SI》

 提供:フィスコ

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