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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 吉野家HD、ピックルス、Minori (11日大引け後 発表分)

吉野家HD <日足> 「株探」多機能チャートより

 11日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 吉野家HD <9861>   ★今期経常は85%増益へ
 ◆17年2月期の連結経常利益は前の期比17.3%増の27.5億円に伸びて着地。続く18年2月期も前期比85.5%増の51億円に拡大する見通しとなった。今期は はなまるや京樽の出店を進めるほか、主力の吉野家を中心に引き続き新メニューの開発に注力し、7.1%の増収を見込む。店舗作業の効率化や牛肉価格の低下なども大幅増益に貢献する。

 ピックルス <2925> [東証2]  ★今期経常は67%増で3期ぶり最高益更新へ
 ◆17年2月期の連結経常利益は前の期比11.1%減の8.6億円になったが、続く18年2月期は前期比67.4%増の14.5億円に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
  前期は天候不良で白菜をはじめとする主原料の仕入価格が高騰したことが響いた。今期は主力のキムチや惣菜製品の品揃え拡充を進めるほか、契約栽培の拡大などで原料コストを抑制し、大幅増益を確保する。
  予想PERは13.1倍→7.7倍に急低下し、割安感が強まった。

 Minori <3822>   ★前期経常最高益予想を16%上乗せ
 ◆17年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の11.5億円→13.3億円に16.3%上方修正。増益率が6.7%増→24.0%増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。金融業や運輸業、製造業向けシステム開発案件の受注が想定より伸びたことが寄与。好採算案件の比率増加や生産性の向上なども利益上振れに貢献した。

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