【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 ダイセキ、技研製、OSJBHD (6日大引け後 発表分)
ダイセキ <日足> 「株探」多機能チャートより
6日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
ダイセキ <9793> ★今期経常は17%増で10期ぶり最高益更新へ
◆17年2月期の連結経常利益は前の期比9.1%減の72.2億円になったものの、続く18年2月期は前期比17.0%増の84.6億円に拡大し、10期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期は主力の工場廃液の中間処理・リサイクルや土壌処理汚染の調査・分析の受注が回復し、2ケタ増収を見込む。
OSJBHD <5912> ★前期経常を12%上方修正、配当も1円増額
◆17年3月期の連結経常利益を従来予想の26億円→29億円に11.5%上方修正。減益率が37.8%減→30.7%減に縮小する見通しとなった。建設事業における受注環境の好転に加え、工事採算が改善したことが収益を押し上げた。業績上振れに伴い、期末一括配当を従来計画の5円→6円(前の期は6円)に増額修正した。
技研製 <6289> [東証2] ★上期経常が26%増益で着地
◆17年8月期上期(16年9月-17年2月)の連結経常利益は前年同期比26.4%増の32.7億円に伸びて着地。防災関連の公共工事向けを中心に主力の杭圧入機の販売が好調だったうえ、圧入工事も防潮堤関連などの受注が伸び、20.0%の大幅増収を達成したことが寄与。通期計画の48億円に対する進捗率は68.3%に達しており、業績上振れが期待される。
マニー <7730> ★上期経常は39%増益で上振れ着地
◆17年8月期上期(16年9月-17年2月)の連結経常利益は前年同期比38.6%増の23.9億円に拡大し、従来予想の20.6億円を上回って着地。中国向けデンタル製品や利益率の高い眼科ナイフの販売が好調だったことが寄与。販管費が減少したことに加え、円安による為替差益の発生も大幅増益に貢献した。
株探ニュース