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【経済】米長期金利の低下は一巡の模様、SMBC日興証券(花田浩菜)


こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

今週末には重要経済指標であるアメリカの雇用統計が発表され、各市場にも影響を与えそうですね。4/4付けの「主要通貨デイリー」には米長期国債(先物)と米長期金利の推移についてレポートが掲載されていますので、ご紹介しますね。

まず、同レポートでは、『投機筋は米国債の売りに偏ったポジションの解消を進めた結果、現在ほぼ中立状態に達している。このことは、投機筋による国債買い戻しが主導する米長期金利の低下圧力の一巡と共に、金利上昇要因となる米国債の売りポジションを積み増す余力の回復を示唆する』と伝えています。

続けて、『今週は米国で週末に重要経済指標である雇用統計が発表される。市場では、非農業部門雇用者数が前月比+17.5万人、平均時給が前年比+2.7%(Bloomberg調査)と、それぞれ前月(+23.5万人、+2.8%)からやや鈍化も良好な結果が見込まれている』と紹介しています。

今後については、『雇用統計が米景気の好調を示唆する結果となれば、投機筋の米国債売りに伴う米金利の上昇と相まってドル高円安の動きが期待されよう』との見解を述べています。

同レポートでは、アメリカの長期国債(先物)ポジションと長期金利の推移についてわかりやすい図表も載っています。詳しくは4/4付けの「主要通貨デイリー」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《FA》

 提供:フィスコ

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