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【市況】日経平均は58円安でスタート、石油石炭や証券はさえない動きに/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 19545.74 (-58.87)
TOPIX  : 1570.33 (-3.68)

[寄り付き概況]

 日経平均は反落して始まった。先週末の大幅上昇の反動もあって、利益確定の流れが先行している。注目された2月雇用統計で非農業部門雇用者数が23.5万人増と予想(20.0万人増)を大きく上振れたほか、失業率も改善も好感された。FOMCでは追加利上げは確定といったところであろう。織り込み済みではあるが、これまで日本株については見極めムードからこう着が続いていたこともあり、ドル高進行や米国債利回りの上昇を背景にトレンドが強まる可能性はある。

 セクターは空運、倉庫運輸、建設、サービスがしっかり。半面、石油石炭、鉱業、証券、鉄鋼、精密機器、保険、非鉄金属、その他製品、輸送用機器が下落。売買代金上位ではソフトバンクG<9984>、東芝<6502>、富士重<7270>、JT<2914>、KDDI<9433>、ファナック<6954>、リクルート<6098>が堅調。半面、トヨタ<7203>、任天堂<7974>、三井住友<8316>、ファーストリテ<9983>が冴えない。
《SK》

 提供:フィスコ

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