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【通貨】外為サマリー:1ドル113円70銭台へ下落、利益確定売りが膨らむ

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 6日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=113円78銭前後と前週末午後5時時点に比べ40銭強のドル安・円高で推移している。

 前週末の3日、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が講演を行い「経済指標が想定通りであれば、緩やかな利上げが適切」と発言。3月利上げの観測が強まったとの見方からニューヨーク市場でドルは一時114円74銭まで上昇したが、その後、急速に利益確定売りが膨らみ114円00銭台へ失速した。

 週明け6日の東京市場でもドル円相場は113円70銭前後へ下落。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループが算出する「FEDウオッチ」では、3月利上げの可能性は80%前後に急上昇し、相場には織り込まれつつある。また、北朝鮮が日本海に向け弾道ミサイルを発射したと伝えられたことなども警戒感を呼んだ様子だ。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0612ドル前後と同0.0090ドル強のユーロ高・ドル安だった。対円では1ユーロ=120円74銭前後と同50銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2017年03月06日 10時38分

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