【市況】明日の株式相場見通し=円相場にらみで神経質な展開、素材関連に物色の矛先
NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
市場関係者からは「きょうは3営業日ぶりに東証1部の売買代金が活況のフシ目となる2兆円の大台を回復したが、東芝<6502>1銘柄で1200億円を超える売買代金を記録しており、全般は閑散相場が続いている。特にきょうは、前日の米株式市場が堅調で、円相場もほぼ113円台半ばで推移していたにもかかわらず、日経平均株価が伸び悩んだことに対してやや失望ムードとなった」との見方が出ていた。
日程面では、再生可能エネルギー発電事業、再生可能エネルギー開発・運営事業を手掛けるレノバ<9519>、東京23区を中心とした首都圏で、鶏料理居酒屋「てけてけ」、和食「心」など直営方式による運営を手掛けるユナイテッド&コレクティブ<3557>が東証マザーズに、ダイレクトマーケティング事業を展開するフュージョン<3977>が札証アンビシャスにそれぞれ新規上場する。
このほかに、2月の月例経済報告、1月の企業向けサービス価格指数に注目。海外では、米1月のシカゴ連銀全米活動指数、米12月のFHFA住宅価格指数が焦点になる。(冨田康夫)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)