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【市況】東京株式(前引け)=反落、円高受け朝高後は戻り売りに押される

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 22日前引けの日経平均株価は前日比36円32銭安の1万9345円12銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は10億6184万株、売買代金概算は1兆305億円。値上がり銘柄数は788、対して値下がり銘柄数は1051、変わらずは163銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、好調に最高値圏を走る米国株市場を横目にやや買い優勢で始まったものの、寄り後は伸び悩んだ。前場後半は為替が円高方向に振れたのを受け、日経平均も水準を切り下げマイナス圏に沈み、前引けは1万9300円台で着地している。商いはやや増勢となり、前場の売買代金は1兆円を上回った。

 個別では東芝<6502>が売買代金断トツで大幅高に買われた。楽天<4755>が活況高、新日鉄住金<5401>など鉄鋼株の上昇も目立つ。ベクトル<6058>、日本写真印刷<7915>などが物色人気となったほか、日本ケミコン<6997>も商いを伴い上昇。東天紅<8181>も急動意となった。半面、キーエンス<6861>が軟調、ジャパンディスプレイ<6740>も売られた。レオパレス21<8848>が大幅下落、大東建託<1878>も安い。コクヨ<7984>も急落した。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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